安田まゆみの元気が出るお金の相談所公式ブログ

避難所で見た、女性の逞しさ(3.11に寄せて)

7年前のあの日は、自宅で、セミナーの資料を作っていました。
大きな地震にびっくり。
テレビをつけたら、とんでもない映像が流れてきて、呆然としてしまいました。

参加していた女性の会の呼びかけに応じて、数日後には、ボランティアで埼玉スーパーアリーナへ。
避難所での性被害の予防とヒアリングのサポートをしに、何日も通いました。

避難所でのDVや性被害は実際にありました。

阪神淡路大震災の時に、避難所での性被害が多く出ていたとの報告を聞いていたので、「なんとしてもそれを許してはならない」という強い思いで通いました。

トイレや暗がりでの注意喚起などもしましたし、ヒアリングしたものは、会の中心メンバーが、全て運営側にお伝えしたので、ずいぶんと改善されましたけれども、「完全に」とはいきませんでした。

会では、その後2年かけて、県内に散らばる浪江町の避難所30ヵ所全てを訪問し、避難所での生活の聞き取りをして浪江町に報告してきました。
私も数回に分けて、10ヵ所以上、まわりました。

私たちは、「ハンドマッサージ隊」として、寄付していただいた化粧品を避難所の女性たちに提供し、ハンドマッサージをしながら、聞き取り調査をしていました。

こちらの避難所のほうでは、性被害ではなく、夫からのDV被害の聞き取りが主でした。
実際、避難所訪問最中にも男性が妻に向かって、物を投げつける音を聞きました。

明日の見えない毎日の暮らしへのいら立ちを、お酒で紛らわし、挙句は妻に暴力をふるう...。
子供たちはそれにおびえる...。
こんな図式が、あちこちで起こっていたようです。

女性はすごいですよ。
そんな生活の中でも女性たちは、集会所に集まって、手を動かして、明日に向かって、いろいろなものを作り始めていきました。

避難所生活を始めてから、比較的、早かったと思います。
作ったものが、役に立つとかどうかじゃなくて、避難所暮らして、将来の先行きは見えないなかでも、せめて、「明日には、作ったものを完成させることができる」と思うことで、一日一日を過ごしすことができたのではないかと思います。

夫の愚痴や罵声から離れて、手を動かしながら、それに集中する時間を持った人は、強くたくましいです。

それにしても、まだ、あの寒い避難所で暮らしている人がいるのかと思うと、切なく悲しくなります。

180311yasuda.jpg写真は、避難所の女性たちが作ったフクロウたちとハンドマッサージ後にネイルをしたみなさんの手です。

フクロウさんたちは、今でもわが家の廊下に飾ってあるので、「フクシマ」を忘れることはないです。

被ばくした土地や建物から放射能が消えるのは、私が生きている間はないでしょうからね。

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