家計管理の方法を見直そう

家計管理についてのお悩み

家計簿が続かないので、
お金のやりくりが上手にできない。どうしたらいいの?

贅沢をしていないのに、お金が貯まらない。
教育費がかかる前になんとか貯まる家計にならないかしら?

家計簿をつけていても毎月赤字!
早く赤字家計から脱出したい。

ポイント

家計簿はつけなくてもOKここがポイントよ!

  • 家計管理の方法として、家計簿をつけることは当たり前のようになっていますが、きちんと貯蓄ができることと、家計簿をつけていることは必ずしも比例しません。家計簿は自分のお金の使い方を把握する上で重要な役割をしますが、つけているだけではお金は貯まりません。家計簿が苦手な人は、家計簿をつけるのはやめましょう。つけるために苦労しているくらいなら、そのエネルギーをやりくりのために使いましょうよ!

先取り貯蓄で貯める

  • お金を貯めたいなら、まずは先取り貯蓄。先に自分が目標としている額の貯蓄をしてから、残ったお金で生活をするようにすればよいのです。貯蓄ができている家庭は、先取り貯金で金額を上乗せするか、固定的な支出を見直してムダを削れば、貯蓄額が増えていきます。 これが賢い貯蓄の方法でもあります。

赤字のパターンから脱出する

  • 赤字家計の人は、残ったお金で生活をするのがうまくいかないんですね。大きく分けて3つのパターンがあります。
  • 「赤字を出さないぞ」という覚悟がたりないパターン
  • 手元にあるお金を1ヶ月の中でやりくりする能力がないために赤字になってしまうパターン。
  • お金が足りないとカードを使ってしまうため、毎月、前月のカードの支払が多く、今月使えるお金としての現金が少ないためにまた、カードを使って赤字になるパターン

じゃあどうしたらよいのでしょうか。

1の場合

まず「赤字を出さないぞ」という覚悟が足りない人は「覚悟」をすればよいのです。
「覚悟」は見たくない現実を見ることによって生まれてきます。このまま赤字が続くとどうなるのかを計算して、その後の我が家を想像してみましょう。そして赤字が貯蓄を食いつぶすのはいつになるでしょう。電卓をたたいて計算してみましょう。
そのあとはどうなるのでしょうか、想像してください。
貯蓄がなくなったら、赤字の分はどこから借りますか?まずはクレジットカードのキャッシング、次は消費者金融。借金地獄ですね。
住宅ローンを抱えている家庭は、すぐに手放すことになり、手放してもなおローンは残るでしょう。子どもは中学を出た後は進学をあきらめなければならなくなるでしょうね。
赤字を垂れ流しにすると、そういう結果になります。それが現実です。

2の場合

手元のお金を1ヵ月でやりくりできない人は、1週間単位で、やりくりをしてはどうでしょうか?費目分けではない「週分け袋」を使って、1週間分のお金を管理するようにします。決まった支払は別にして、それ以外の現金で支払う食費や日用品代などをすべて込みで、1週間で使えるお金を管理すればよいのです。お金がなくなったら、家にあるストック食材を使ってしのぎましょう。これでかなり改善できている人が増えています。

3の場合

これはもう、カードをしばらく封印することしかありません。
カードを使ってポイントを貯めていた人や割引を利用した人に聞いたことがあります。
「ポイントは2000円の買い物でいくらつきますか?その分を貯蓄していますか?」
「割引になった分を貯金していますか?」
割引になった分で、子どもジュースを買ってしまったら何にもなりません。カードを使うことで、見えないお金を生み出して、借金を後に送るのはもう、やめにしましょう。
お金がなくなったら、何も買わないことです。

アドバイス例

だらだら買い脱却R子さん(32歳)。高価なものを買うわけでもなく、特売品にもつられず、手におえないまとめ買いもしないのに、どうしても食費が減らないのが悩みで相談にこられました。

夫は会社員で月収は30万円。4歳と2歳のお子さんがいらっしゃって、問題の食費は5万5千円でした。費目に対する割合は各家庭のやり方があってよいのですが、特別な事情や食に対するこだわりがないのであれば、R子さんのような家族構成の場合は、一般的な割合の月収の10〜12%を一つの目安にしてもよいのかもしれません。

買い物の情況をお聞きして、1か月分のレシートを見せてもらいました。女性に多い、予算を立てずに食品などを買う「だらだら買い」になっていました。

こういうだらだら買いから脱却する秘策は、ずばり!「1日1000円ゲーム」です。食費は1日分1000円と決めて、そのお金だけをもって買い物に行くんです。ゲーム感覚でこれをクリアしたら金貨(貯金)が増えると思えば楽しいのではないでしょうか。これしか使えないのね」としっかり意識しながら買い物することがポイントです。

やった〜!!R子さんの場合は、30万円の12%で、月の食費の目標を36000円としました。一日あたり1200円の予算になります。

R子さんが「1日1200円」を実践し始めたところ、買い物が早くなったといいます。予算が限られていますから、メモをして買い物をするようになり、きびきびと売場を移動して、買い物は10分程度で終了。みごとに無駄なものを買わない「きっちり買い」に変貌をとげました。

最初は食費を2万円近く落とすことに、食卓が寂しくなるのではないかと抵抗があったR子さんですが、でき上がったメニューは低予算とは思えないほど立派! 2倍近く食費がかかっていた以前と比較しても「遜色のない内容です」と、R子さんの夫の証明つきです。R子さんも家族のことを考えて料理に工夫をしたのだとか。料理の才能も開花すると言うおまけのついた、解決となりました。