はじめまして。田村さんは雑誌での取材がきっかけでしたよね?
そうです。雑誌の「FPに相談しよう」コーナーに応募して、誌面に取り上げていただいたんですよ。
では、特に安田さんを知っていた訳ではなかったんですね。
はい、全然、存じ上げませんでした。
ゴメンナサイ。
コーナーのタイトルは「貯金をふやす ++ズバ効き++ 家計診断」!でしたね。
そうなんですよ。
もう「一回で十分!」っ感じでしたね〜(笑)。
それは、「もう二度と会いたくない」という意味?それとも「一回でバッチリわかりました」という意味ですか?
「一回でバッチリよくわかりました」の方ですよ!
担当が安田先生でよかったです。
田村さんは小さいお子さんがいらっしゃるから、何かと入用ですよね。
そうですね。娘が今1歳3ヶ月ですが、娘の誕生を機に、人生いろいろありまして。実は私、<出来ちゃった婚>なんですよ。しかも再婚で。でも計算外、というわけではないですよ。今のダンナは同じ職場の人で、つきあっていくうちに、この人とずっと一緒にいてもいいかなぁ〜、もし子どもを授かったら、もう一回結婚してもいいかなぁ〜って。
そうして授かったのが今のお嬢さんなんですね。
いやー、本当に「授かった」という状況だったんですよ。私、どうやら子どもの出来にくい身体だったみたいで。かかりつけのお医者様が、この子ができてから教えてくれたんですけど。「おめでたですよ」って言われた時に、「出来ることならこの機会に産んだ方がいい」って。
感動ですね。それでめでたくダンナ様とお嬢さんという新しいご家族ができたわけですね。
今のダンナは同じ職場の人で、それで仕事を辞めたんですが、同じ薬局勤務といっても、私は薬剤師、ダンナは普通の社員なので、正直、私の方が給料はよかったんですよね。社歴も長いし。それで、やっぱり彼の給料だけじゃ将来心細いと思って「プロに相談したいな」と応募したんです。
ご主人のお給料だけでは心細いと考えられたのはなぜですか?
娘の将来のことや自分たちの老後を考えると、月にあと4〜5万円は必要かな、と思って。それに、私は娘が「薬剤師になりたい」と言ったら、薬大に入れてあげたいんですよ。薬大は6年制になるだろうし、医学部に次いで高いんじゃないかと思うんですよ。
いくらくらいかかるとお考えなんですか?
大学に払うお金だけで1200万円。私の親はサラリーマンですけど、私が「薬剤師になりたい。」って言ったら、ちゃんと薬学部に行かせてくれたんですよ。その時はよくわかりませんでしたが、これって、大変なことですよね。感謝なんて言葉じゃ足りません。だから私も、娘の希望はかなえてあげたいんです!
なるほど。あとはご夫婦の老後の資金でしたね。
はい、親のことも考えて。実は今度引っ越すんです。両親の今後と、自分たちの老後を考えて、2世帯住宅を建てたんです。そこに、ダンナの両親と同居します。今、払える額で考えて35年ローンを組むと、完済時にはダンナは65歳。60歳が定年なのに、最後の5年、困るじゃないですか。だから60歳の定年退職までに繰り上げ返済しないといけないから、それで「プロのアドバイスが欲しいな」と思ったんです。
FPとはいえ、初対面の他人に財布の中身というか、いわゆるお台所事情を話すのは抵抗なかったですか?
正直、身構えていました。
FPってもっと厳しいもんだと思っていたので。
実際に安田さんと会われて、いかがでしたか?
いかにもFPって感じじゃなくて、とっても話しやすかったです。打ち明けやすいというより、気軽に世間話ができて、フツーの生活の話ができました。家計って、フツーの生活の結果じゃないですか。だから、こう、生活感のある女性どうし、主婦どうしって、とても話しやすいですね。
最初に田村さんが予想されていたような厳しい話にはならなかったんですか?
いえ、なりました。
的確なアドバイスの結果、私にとっては厳しい現実を突きつけられました・・・。
どんなアドバイスだったんですか?
アドバイスというか、このままいくとどうなるか、グラフに描いて見るからにわかりやすく説明してもらったんですよ。そしたらなんと、今のダンナの収入に月々20万円はプラスで必要だ、ってことがわかっちゃったんです。
先ほどは、4〜5万円くらいっておっしゃいませんでしたか?
私はそう思っていたんですよ。でもなんとなく不安で、プロの裏づけが欲しいなと思って相談したら、自分の予想の5倍も必要だったんです。それはショックでしたよ。安田先生に「夢は描いてるだけじゃ実現しない。現実を見ないと」って言われました。その通りですよね。ショックだったけど、はっきりさせてもらって良かったと思います。
それで早速、ご自身の資格を活かして職場復帰されたんですね。
元の職場にとりあえずパートとして復帰しました。もし安田先生に出会わなかったら、娘が小学校に入って子育てが一段落してから私はパートを始めたと思います。そして娘が大学に行く直前にお金が無いことに気付いて、夢をあきらめさせたか、娘が高校生になった頃、急に死に物狂いで働いて、家庭をかえりみなくなったか・・・。
では相談されたことが役に立ちましたね。
はい。私なりに節約して一生懸命やりくりしているつもりだったけど、それは今日・今月・今年の話。長い目で見られてなかったんです。自分で考えると甘くなるし。安田先生には感謝してます。できれば2人目の子も欲しいので、また状況が変わったら、ぜひ相談したいと思います。