安田まゆみの元気が出るお金の相談所公式ブログ

フリーランスは収入が不安定。こんな不安を払しょくするには?

56faf47971cee44300b2c8d0da1b9e3e_s.jpg先日、フリーランスの方向けにお金の話をしました。
★その記事はこちら

今日はその続き。
収入が不安定になりがちなフリーランスの人に、安心のためにやっておいてほしいことをお話ししましょう。


◆生活ラインを決める
フリーランスの場合、収入が毎月変動する人が多いです。
収入にバラつきがある場合、入ってくるお金が限りなくゼロでも暮らせるよう、まず「家賃と光熱費を1年分」を目標に貯めましょう。

将来の夢や老後の貯金とは別に、生活安定のための貯金です。


次に、変動する収入でも、家計を安定させるために「生活ライン」を決めていきましょう。

例えば、昨年の収入が360万円ならば、月30万円で(仕事で使う経費も社会保険料も含めて)やり繰りをすると決めていきます。これが「生活ライン」。
この金額をベースに、多ければその分貯金、少なければ、貯金から取り崩すということをやっていきます。

具体的には、こんな感じで考えます。
・50万円の収入があったときは、20万円は(生活費ストック用の)貯金をする
・収入20万円の月は、(生活費ストック用の)貯金から使う

この生活ラインの中から、一番先にお伝えした貯金をしていきます。

余裕が出てきたら、税金(所得税や住民税)や社会保険料の分の貯蓄を始めます。
税金用、国民健康保険料用、年金用と、それぞれの通帳を別にしておくとわかりやすいですよ。貯まっている感じがわかって、励みになります。

まずは生活のための貯金
  ↓
次に、仕事の経費用の貯金
  ↓
余裕ができてきたら、老後マネー用の貯金

まずは、こんなステップで進んでください。
全く貯金がないなら、月に1万円でもよいので、コツコツ貯め続けるクセをつけたいものです。

ちなみに、フリーランスの人は、一つ一つの仕事に対する報酬が入ると、頑張った自分へのご褒美をしたくなるものですよね。

「ちょっとくらいいいよね」という気持ちがよぎっても、無計画なご褒美はNG。

「月30万円でやり繰りをする」と決めたら、ご褒美も30万円のなかでやり繰りしていきましょうね。


◆制度を利用して、安心を得る
前項でお話ししたステップを踏んでも、お金が残るようになってきたら、次は制度の利用を検討しましょう。

【経営セーフティ共済】
自分の事業がうまくいっていても、「取引先の倒産」はいつ起こるかわかりません。経営セーフティ共済は、そのような事態に直面したときに活用できる仕組みです。

掛け金は全額必要経費にでき、40カ月以上掛ければ、いつでも全額返金が可能です。
(掛け金以上に増やすことはできません)

メリットは、事業のやり繰りで困ったときに使えること。
貯金感覚で掛け金を払っておけば、万が一のときはメリットを享受できます。

金融機関に預けても、利子はほとんどつかないですし、経費にもなりませんからね。


【確定拠出年金(個人型)】
老後の生活を支える新たな年金制度で、自分で掛け金の金額を決め、自分でお金を出して、自分で運用方法を決めます。

掛け金は月額5,000円から8万6,000円まで。全額所得控除になります。
(国民年金基金と併用する場合は、国民年金基金と確定拠出年金の掛け金を合計して8万6,000円が上限となります)

年金の受け取りは60歳以降。受取額は自分で決めた運用次第。
運用を失敗すると損する可能性もあります。


【生命保険】
親元で暮らしていて家賃が不要な人、稼ぎがあるパートナーがいる人など、個々の状況によって異なるので、一律に説明はできないのですが...。

考え方としては、公的制度を活用したうえで、生命保険を検討する、というイメージです。

ケガや病気で働けなくなったとき用の「就労不能保険」「所得補償保険」など、フリーランスならではのリスクマヘッジをしておくと安心です。

ただし、保険にお金を掛け過ぎて、自分のスキルアップや事業のための設備投資ができなくなったら本末転倒。
掛け過ぎ注意、ですね。


★「元気が出る」メールマガジンを毎週配信中★
読めばお金が貯まる?元気になれるメルマガです。
ご登録はこちらからお願いします

★好評 連載中!★
【OurAge】
集英社の雑誌「MyAge」のウェブマガジンに、新しい記事が公開されました!
住宅ローンを繰り上げ返済すると"老後貧乏"のリスクは...

退職金で一括返済は、リスクを伴う行為です!
慎重に、計画的に取り組んでくださいね。

......という話を書いています。

【All Aboutマネー】
「老後マネー」についてお話ししました

【ママテナ】
インタビュー記事もどうぞ!

【ご相談者にいらした方のご感想です】
★ぜひお読みください
★ご相談はこちら

最近の記事

月別カテゴリー

このページの先頭へ