安田まゆみの元気が出るお金の相談所公式ブログ

家計簿は付けないとダメですか?

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「家計簿は付けないとダメですか?」

家計管理術のセミナーをすると、必ずと言っていいほど飛び出す質問です。
先週末に開催した【ワンコインセミナー】でも、聞かれました。

こういう質問をいただくと、私は、
「家計簿は無くても大丈夫よ。でも、お金の使い方の振り返りは必須!
家計簿を付けるよりも、振り返りのほうが大事ですからね~」
とお答えします。

ホントはね、家計簿を付けられる人なら、付けたほうがよいのです。
家計簿を見ながら、振り返りができたほうが、よりいろいろなことが分かりますから。

私は、家計簿は苦手で、家計を把握するためにと一時期、無理やりがんばって付けていました。
でも、ダメですね。ストレスが・・・。(笑)

なので、私は他の方法で振り返れるようにしました。

というわけで、
私のところにご相談にいらっしゃる方の多くは、家計簿に挫折した経験をお持ちです。

だから、「家計簿は付けなくても大丈夫ですよ」~」という回答にホッとされますね(^^)


では、大事な「振り返り」を、家計簿ナシで、どのようにしすればよいかというと...
こんな感じです。

まずは、家計の大まかな流れをつかみます。
一緒にやってみてくださいね。

-----------------
家中のすべての通帳と、クレジットカードの利用明細を用意します。
 ↓
収入(手取り)は通帳に記載されているので、わかりますね。
全部、足して1年分の収入を計算してください。
(財形貯蓄や自社株、会社を通じて加入している生命保険の保険料などの天引きされているものは、別に書き出しておきましょう)
 ↓
すべての通帳の残高を合計します。
去年と今年の同じ日の合計を比較してみましょう。

そして、
(去年の合計)+(収入)-(今年の合計)
を計算してください。

これがプラスなら、この1年間の貯蓄額になります。
マイナスなら赤字です。

ただしこれは「通帳上の収支」。
ここから、現在の「クレジットカードの未払い分」をマイナスしたものが、本当の貯蓄額(または赤字)です。

クレジットカードの未払いは、借金ですからね。
(去年の合計)+(収入)-(今年の合計)-(クレジットカードの未払い分)
として計算してください。
これが、本当の「わが家の家計状況」です。
-----------------

さあ、みなさん、通帳とクレジットカードの明細を持ってきて、ちょっと計算をしてみてください。
どうでしょう?

増えたのは、貯蓄だったでしょうか?
それとも、赤字?

これを過去2~3年分くらいやってみると、家計の大まかな流れが見えてくるはずです。

次に把握したいのが、月々(日々)のお金の流れの振り返りです。
これは、これからの支出で把握していきます。

こんな感じ、毎月振り返っていきますよ。

-----------------
まずは予算立てです。
1ヵ月単位で、最初に貯蓄分を確保して、残りを何にいくら使うのか決めて、予算立てをしていきます。

今まで、何にいくら使っていたのか分からなくても大丈夫。これから自分がどう使いたいのかを考えて、決めていきましょう。

あとは、費目ごとに封筒に入れて(中身がみえる半透明の袋がおすすめ)、出費のたびに該当する費目の封筒から支出していくだけ。

細かい費目分けのほうが、予算が守りやすいです。

で、月末に、何が予算オーバーしたのか、予算が余ったのは何かを把握し、その結果を踏まえて、翌月の予算を決めていきます。
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これを2~3ヵ月(~半年くらい)やってみると、月々、何にいくら使っているのか、だいたいの傾向が把握できるようになりますよ。

さらにこれを1年続けていけば、季節変動がみえてきます。

また、税金や年払いの保険金、お子さんの教育費といった、年に数回しかない支出はボーナスでやりくりする人もいるでしょうから、ボーナスも予算立てをする必要があります。
すべての支出の傾向を把握するには、最低でも1年間だと思います。

突発的な支出は、毎月の家計の支出ではなく、貯蓄から出すようにしていきます。

支出の傾向をみるためには、突発的な支出は外して考えないと通常の家計のやりくりを把握できなくなってしまうからです。
そういう支出はメモをしておくだけで良いと思います。

これを繰り返しながら、すべての支出が封筒に入れた予算内に収まるようにしていくのが、家計簿を使わずともできる、予算管理と振り返りの流れです。

この作業は、ずーっと、ずーっと続きます。

「ずーっと」と聞くと大変そうに思えるかもしれませんね。
たしかに、最初は大変かもしれません。

でも、予算内に収まるようになれば、「今月も予算内に収まった。OK!」で振り返りは終わりです。

そんなに大げさに振り返る必要はなくなるので、そのうち、楽ちんになりますよ。
家計の振り返りをしたことのない方、まず、やってみてくださいね。

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