安田まゆみの元気が出るお金の相談所公式ブログ

変えたいのなら、自ら働きかけていきましょう

a0027_000273.jpg離婚のご相談にいらしたお二人の方のお話です。


おひとり目は、義母を介護中のA子さん。

旦那さんのお給料が定年を前に、段階的に減る。
自分は更年期障害で、体がしんどい。

そんな状態で、85歳のお義母さまの介護をしている自分が嫌になってしまったのだそうです。


もうおひとりのB子さんは、旦那さんとの価値観の違いが気になるそうです。
話しかけても反応がなくて、つまらないからと、現在、家庭内別居中。

旦那さんとの関係を振り返ってみれば、見合い結婚。
出会いの時から、ときめいたことがなかったかも、とも思っています。

離婚を真剣に考えるようになったのは、同年代の親友ががんで亡くなったのがきっかけ。
ご自分の人生に親友の死を重ね、もし自分の生が唐突に終わってしまったら、自分の人生が何だったのだろうか?という疑問がふつふつと湧いてきたのだそうです。

愚痴を聞いてもらっていた親友の死はかなりショックだったとおっしゃっていました。


お二人に共通しているのは、お仕事をしていないので、ご自分には経済力がないこと。
今すぐ離婚しても生活は成り立たなそうです。

それでも離婚をしたいとおっしゃる......。

介護と更年期障害で、疲れてしまっているA子さん。
親友の死という突然の出来事を受け入れられず、少しパニックになっているB子さん。

お二人とも少しお疲れ気味。
こういう時って、気持ちが離婚に向くケースは多いですね。
ひとりになりたい=離婚、っていう図式かなぁ。

でもね、「離婚」は簡単じゃないです。
衝動的な離婚は、ほとんど失敗します。


厳しい言い方をするようですが、離婚をすることで今の状況が変わるのではないか、と期待するのは構いませんが、人生、何も変わりません。そのあとの人生はかなり厳しいです。
財産分与をしたところで、経済的な自立がなくては、数年で経済破綻するのは目に見えていますから。

今の状況を変えるのは、「離婚」だけじゃないんです。

経済的にも自立できていない。離婚の数年後は、生活保護を受けるような生活になることが見えているので、離婚に踏み切れない。
そんな現実を目の当たりにした人から、「だったら、我慢するしかないのですか?」と聞かれることも多いです。

それは私が決めることではないですね。

「何もしないでが我慢する」という選択肢も確かにあります。変えたいのであれば、方法はいくつかあります。

「分かってくれない」と相手が変わらないことに苛立ってしまっている人は多いのですが、相手を変えることは難しいと思います。ほぼできません。

変える努力をして結果が出るのは、自分自身の行動です。
自分の、相手に対するかかわり方を少し変えてみましょう。

あくまで穏やかに、相手も自分も責めることなく
・自分の体調や精神状況を伝える
・あなたとは価値観が違うということ。違う価値観を押し付けられることはつらいことを伝える

気持ちが伝わるように語り掛けるのはかなりのエネルギーを必要としますが、口に出して今まで言わなかったことを言ってみると、少しは、気持ちが楽になるかもしれません。

実際、言ってみたら、「今まで相手が自分の気持ちに全く気が付いていなかった」「初めて聞いてびっくりしていた」などということもありますからね。
やってみなければ、分からないのです。

実際、私自身、価値観を押し付けてくるちょっと苦手な人に対して、穏やかに自分の気持ちを伝えることをやってみて、ずいぶんと楽になりました。
小さな達成感も伴いましたので、やれた時には小さなガッツポーズ!が(もちろん見えないところで、ですよ~)。

とはいえ、最初からうまくいくとは思わないでくださいね。

人生、トライ&エラーの連続です。
我慢するのが嫌なのであれば、まずは、行動に移してみる。
それだけです。現状を変えることができるのは。

そうじゃありません?
だって、もう、白馬の王子様が来ないことを知っているお年頃でしょ。


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