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仕事を辞めずに介護をするコツは?

介護を理由にした離職者が年間10万人ともいわれています。
 
要介護者の状況はさまざま。
介護者の負担もさまざまですが、介護と仕事の両立は、実際とても大変です。
 
「孤立無援」状態で介護を始めると会社を辞めざるを得ない状況に追い込まれるケースが多く、離職を余儀なくされる方も増えているといいます。
 
いったん離職してしまうと、再就職するのはとても難しいのが現実。
自分の老後のことも考えると、離職はできれば避けたいものです。
 
そこで、家族の介護が必要になったときに、仕事と介護を両立させるために、どのようなことに注意したらよいのか考えてみました。
 
 
 
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【大前提は、「仕事は辞めない」と決めること】
 
「誰でも、いつかは親の介護に携わることになるのだ」と思って、若いうちから「親の介護を理由に、仕事を辞めない」と決めておくことが大切だと思います。
そのために、折に触れて、親の住んでいる地域の介護の情報を集めるようにしておきましょう。
 
介護適齢期ともいえる75歳を過ぎたあたりから、親の体調不良や身体の衰えを見逃さないように、親の状況を気にかけておくことは大事です。
予兆のうちに対処することで、介護が本格的にならないよう最小限に食い止めることもできるかもしれませんからね。
 
一方、職場においては、親が高齢期になってきたら、いつ介護が始まって会社を休んでも職場に迷惑がかからないように、一緒に仕事をしている上司や同僚と仕事の情報を共有しておくことをおすすめします(可能であれば、ですが)。
 
そのためにも、日ごろから上司や同僚との関係を良好にしておくとよいでしょう。介護が始まったときに、周りのサポートが受けられる可能性が高くなりますので。
 
 
【会社の制度を利用する】
 
会社の就業規則には、育児・介護休業法に則った介護者を支援するための制度があります。今のうちから、その内容を確認しておきましょう。
 
支援制度には、介護休暇と介護休養がありますが、それぞれ取得できる日数に限りがあります。
介護に至る前の入院や、突発的な病状の悪化などは、まずは有給休暇を。
次に介護休暇を、というように、有給休暇も取り入れながら、上手に使い分けていきましょう。
 
 
【プロに相談。周りの力も借りること】
 
介護が必要になったら、近くの「地域包括支援センター」に相談し、介護認定の申請をしましょう。
 
ケアマネジャーさんと話し合って、デイサービスやショートステイ、訪問介護や巡回看護などの情報を得て、自分の状況に合わせた、今後のケアプランを相談します。
一部自己負担になっても、仕事を続けられる方法を探っていきましょう。
 
ここで大事なのは、一人で抱えこまないことです。
 
迷惑をかけたくないという気持ちから、配偶者の協力も仰がずに一人で介護をする人もいますが、それではますます仕事との両立は難しくなります。
家族や兄弟姉妹、親戚、近隣に住む友人、知人などに困っている現状を話し、「手伝ってほしい」と声をかけて、力を貸してもらうようにしていきましょう。
 
よい意味でちょっと図々しいくらいでも構わないと思いますよ。
 
特に認知症気味の人は、徘徊する危険がありますので、隣近所の方の協力が不可欠です。
私も姑がアルツハイマー型の認知症ですので、住んでいるマンションの管理人さんに事情を説明して、日中なにかあれば、私たち夫婦の携帯に連絡してもらえるように頼んでいます。
 
先日もデイサービスから帰ってきた時刻に、カギを無くして家に入れずにいた姑を管理人さんが管理人室で保護して、私たちに連絡をくれました。
事情を話しておいたことで、気遣ってもらえて、本当によかったです。
こうした協力なしには、子供世代は安心して働けません。
 
 
【家族の介護のためにお金を貯めよう】
 
介護のための長期間会社を休めば、収入の減少は避けられません。
 
介護費用は親自身のお金から出していくのが基本にしたいです。
介護者の収入減までは、親のお金を充てることができないことが多いです。
親が気遣って交通費などの実費を払ってくれることがあったとしても、そこまでには、思い至らないですね。
 
いつかは直面する親の介護に備えて、兄弟姉妹で、こうした介護することでの収入減をカバーしあえるよう費用の分担について話し合っておくことをおすすめします。
事前の話し合いとそのための費用の準備は、ぜひ心がけてください。
 
残念なことに、直面してからでは、費用負担の準備が間に合わず、押し付け合いになってしまうことが多いのです。
若いうちからそれぞれがそのために貯蓄準備をしておきたいものですね。
 
 
ここでお話ししたような対処方法を参考にして、備えておけば、仕事を辞めなくても介護との両立は可能だと思います。
親の介護を携わることになったら、周りのたくさんの人の知恵と力を借りて、仕事との両立を目指していってくださいね。
 
 
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