安田まゆみの元気が出るお金の相談所公式ブログ

家計における目標設定とは? ~貯蓄の目標金額だけではありませんよ~

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先日のワンコインセミナーでも言いましたが、
「目標設定が大事だよ~」ということをいつもお話ししています。

なぜ、目標設定なのでしょうか?

老後マネーは3,000万円必要だよ~というような情報は世の中にあふれています。

3,000万円をもっていない方は、この数字を見て、ため息。
「私は無理だわ~、どんなみじめな暮らしが待っているのかしら?」
と不安な気持ちになってしまう...。

でもね、3,000万円を持っている人でも、
「ほんとうに3,000万円で大丈夫なの?」
と、懐疑的になって、やっぱり不安になっちゃうの。

要するに、なんの根拠もない「3,000万円」という数字だけが独り歩きしているように感じるのです。

ちょっと考えてみてくださいね。
ここで言う「みじめ」って、いったい、何なのでしょうねぇ。

相談者やセミナー参加者に問えば、圧倒的に、「お金の無い状態=みじめ」だというのです。

では、「お金の無い状態」とは、どういう状況を指すのでしょうか?
その答えは、人それぞれなのです。面白いですね。

みなさんに質問です。
お金をたくさん使えれば、みじめではなくなると思いますか?

よ~く考えてくださいね。

40代、50代(もちろん、もっと若い世代もおそらく)の場合、この先、昇給はそれほど期待できないし、年金も山ほどもらえるわけでもないので、老後は厳しいですよ。

なので、
「お金がなくても、これさえあれば、私は平気! 楽しいのよ~」
とか
「このことのためだったら、多少のことは気にならないわ」
と言えるものがあったほうが、心の安定にはよいと思います。

「これさえあれば!」と思えるものが、あなたの人生の「やりがい」です。
「このことのためだったら」と思えるものは、あなたの人生の目標かもしれないです。

自分のそんな思いに、どれだけ早く気が付けるかで、幸せな老後に差が出ると思います。
早く出あえれば、人生が人の倍ほど楽しめるでしょうね。

目標というと、大げさな感じがするなら、「生きがい」とか「やりたいこと」と置き換えて、すごく意識していってほしいなあと思うのです。

「私のやりたいことって何だろう?」を常に自分に問いかけていくイメージです。
例えば、雑誌を見て、「あ、これいいな!」とか、「ここに行ってみたな!」と思うものがあったら切り抜いておくとか、
他に人の人生に触れて、「あ、この人みたいになりたいな!」とうらやましく思えた人の人生を真似てみるとか、
そんなことを積み重ねていってほしいのです。

例えばね、今までご相談に来た方々の「生きがい」「楽しみ」「これさえあれば」は、
・鳥たちが楽しく過ごせる庭をつくること
・月1回の気の置けない仲間との平日の格安ゴルフをすること
・お金をかけないで滋養のあるスープを作ること
・子ども食堂のお手伝いをすること
・四季を感じられる庭園めぐりをすること
などでした。

「これさえあれば!」と思うものは、この先どんどん変わるかもしれません。
でも、それでいいんですよ。OK! OK!

人生を重ねていくうちに、その時々で大事なものが変わるのは当たり前です。
とりあえず、いまは「これ!」というものがあればよい、と考えてくださいね。

そして、「目標」とか、「生きがい」があったうえで、それをかなえるために「やりくり」をしていきましょう。

「100万円があれば、それで十分幸せを感じられる人」と、「1億円あっても不安で、不満がある人」の違いって、「目標」や「生きがい」が、自分の中にあるか、どうかではないかと思います。

「みじめな老後を送りたくない」という人は、自分の中に「生きがい」のような軸を見つけられていないので、みじめさの基準が「お金」のある・なしになってしまうんです。

残念ですけど、「お金が無い=みじめ」という、「形」しか見えていない...。

そのあたりを本人が気が付かないと、いくらお金があっても「みじめな老後になってしまう」という強迫観念からは逃れられないのかもしれませんね。

もちろんね、生きがいはあるから、お金は貯めなくてよい、という話ではありません。

お金があれば、できることの幅が広がりますから、やっぱり貯金は大事です。

40代のうちは、今から「自分の目標」を意識し、見つけ、徐々に計画を立てていく段階。
50代になると、計画も立てていかないといけないですが、加えて、もっともっとお金のやりくりに真剣に力を注ぐべき年齢になっています。

こんなことを意識して暮らしてもらえたら嬉しいです!

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家計簿は付けないとダメですか?

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「家計簿は付けないとダメですか?」

家計管理術のセミナーをすると、必ずと言っていいほど飛び出す質問です。
先週末に開催した【ワンコインセミナー】でも、聞かれました。

こういう質問をいただくと、私は、
「家計簿は無くても大丈夫よ。でも、お金の使い方の振り返りは必須!
家計簿を付けるよりも、振り返りのほうが大事ですからね~」
とお答えします。

ホントはね、家計簿を付けられる人なら、付けたほうがよいのです。
家計簿を見ながら、振り返りができたほうが、よりいろいろなことが分かりますから。

私は、家計簿は苦手で、家計を把握するためにと一時期、無理やりがんばって付けていました。
でも、ダメですね。ストレスが・・・。(笑)

なので、私は他の方法で振り返れるようにしました。

というわけで、
私のところにご相談にいらっしゃる方の多くは、家計簿に挫折した経験をお持ちです。

だから、「家計簿は付けなくても大丈夫ですよ」~」という回答にホッとされますね(^^)


では、大事な「振り返り」を、家計簿ナシで、どのようにしすればよいかというと...
こんな感じです。

まずは、家計の大まかな流れをつかみます。
一緒にやってみてくださいね。

-----------------
家中のすべての通帳と、クレジットカードの利用明細を用意します。
 ↓
収入(手取り)は通帳に記載されているので、わかりますね。
全部、足して1年分の収入を計算してください。
(財形貯蓄や自社株、会社を通じて加入している生命保険の保険料などの天引きされているものは、別に書き出しておきましょう)
 ↓
すべての通帳の残高を合計します。
去年と今年の同じ日の合計を比較してみましょう。

そして、
(去年の合計)+(収入)-(今年の合計)
を計算してください。

これがプラスなら、この1年間の貯蓄額になります。
マイナスなら赤字です。

ただしこれは「通帳上の収支」。
ここから、現在の「クレジットカードの未払い分」をマイナスしたものが、本当の貯蓄額(または赤字)です。

クレジットカードの未払いは、借金ですからね。
(去年の合計)+(収入)-(今年の合計)-(クレジットカードの未払い分)
として計算してください。
これが、本当の「わが家の家計状況」です。
-----------------

さあ、みなさん、通帳とクレジットカードの明細を持ってきて、ちょっと計算をしてみてください。
どうでしょう?

増えたのは、貯蓄だったでしょうか?
それとも、赤字?

これを過去2~3年分くらいやってみると、家計の大まかな流れが見えてくるはずです。

次に把握したいのが、月々(日々)のお金の流れの振り返りです。
これは、これからの支出で把握していきます。

こんな感じ、毎月振り返っていきますよ。

-----------------
まずは予算立てです。
1ヵ月単位で、最初に貯蓄分を確保して、残りを何にいくら使うのか決めて、予算立てをしていきます。

今まで、何にいくら使っていたのか分からなくても大丈夫。これから自分がどう使いたいのかを考えて、決めていきましょう。

あとは、費目ごとに封筒に入れて(中身がみえる半透明の袋がおすすめ)、出費のたびに該当する費目の封筒から支出していくだけ。

細かい費目分けのほうが、予算が守りやすいです。

で、月末に、何が予算オーバーしたのか、予算が余ったのは何かを把握し、その結果を踏まえて、翌月の予算を決めていきます。
-----------------

これを2~3ヵ月(~半年くらい)やってみると、月々、何にいくら使っているのか、だいたいの傾向が把握できるようになりますよ。

さらにこれを1年続けていけば、季節変動がみえてきます。

また、税金や年払いの保険金、お子さんの教育費といった、年に数回しかない支出はボーナスでやりくりする人もいるでしょうから、ボーナスも予算立てをする必要があります。
すべての支出の傾向を把握するには、最低でも1年間だと思います。

突発的な支出は、毎月の家計の支出ではなく、貯蓄から出すようにしていきます。

支出の傾向をみるためには、突発的な支出は外して考えないと通常の家計のやりくりを把握できなくなってしまうからです。
そういう支出はメモをしておくだけで良いと思います。

これを繰り返しながら、すべての支出が封筒に入れた予算内に収まるようにしていくのが、家計簿を使わずともできる、予算管理と振り返りの流れです。

この作業は、ずーっと、ずーっと続きます。

「ずーっと」と聞くと大変そうに思えるかもしれませんね。
たしかに、最初は大変かもしれません。

でも、予算内に収まるようになれば、「今月も予算内に収まった。OK!」で振り返りは終わりです。

そんなに大げさに振り返る必要はなくなるので、そのうち、楽ちんになりますよ。
家計の振り返りをしたことのない方、まず、やってみてくださいね。

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食費がオーバーしがちなら、1週間単位でやりくりを!

今度の週末、お金にまつわるワンコインセミナーを開催します。

「40代から始める~」のほうは、これからやってくる「親の介護」のことなどのライフステージを洗い出し、自分の老後の理想像を考えます。

自分が過ごしたい老後をできるだけ具体的にイメージして、それに向けて、いまからコツコツ時間をかけてやっていってほしいことは何なのか、といったことを中心にお話しします。

「50代からの~」のほうは、50代といえば、家計管理の修正ができる最後のタイミングです。数年先には年金生活になりますから、「コツコツ」「じっくり」と悠長なことは言っている場合ではありません。

そんな、退職を目前と控えている方に向けた家計管理術がメインテーマ。
例えば、「退職金でローン完済はOKか?」など、退職金の使い方も交えてお話しします。

どちらも、根底に流れるテーマは、家計管理なのでが、各世代に特有の気をつけたいことにフォーカスをあてています。


一方、全世代で共通の家計管理のお悩みと言えば、多いのが「食費」です。
「気をつけているつもりでも、すぐに予算をオーバーしてしまう」という声をよく耳にします。

家計管理で私が普通お勧めするのは、月単位で予算を決めて、その範囲内でおさめるようにしていく方法なのですが、予算内でおさめられない場合は、週単位での管理を試してもらうことにしています。

例えば、1ヵ月の食費の予算が4万円なら、4週に分けて、1週間の予算は1万円です。

130401.jpg1万円を7日で分けると、1日分は約1,430円。買い物に行くときは1日分、または買い物に行くサイクルが3日に1回なら3日分を、中身が見える半透明のファスナー付きのビニールに入れて、そのまま買い物にもっていきます。
(見えるのはちょっとね、という場合は、封筒でもOKです)

要は、その日に使っていい分だけしか買い物にもっていかないのがミソ。
もちろん、クレジットカードもNGです。

これなら、特売品があっても、その日に必要のないものなら、買えないですよね。

1日単位での管理が難しいと感じる方は、1週間分を持ち歩き、買い物に行って支払いをするたびに、残金を確認するか、その日の終わりに「今週はあと〇日。その間に使ってよいお金はあと〇円」と、使えるお金をしっかりと認識するのを習慣にしてくださいね。

なんだか子供のお小遣いみたいですが、その通り!

子供のころって、限りあるお小遣いを何に使うか考えて、欲しいものを選んだり、貯金をしたり、諦めたりしましたよね。
家計管理も、それと同じなのですよ。

大人になると扱うお金が大きくなったり、クレジットカードがあったりで、お金の流れが見えにくくなります。
その結果、「限りあるお金」という感覚がどこかに行ってしまいがち。

1週間単位で管理することで、お小遣いを管理していた子供のころの感覚を取り戻せたら、きっと、家計管理が上手になっていくはずです。


そうそう!
上手にやりくりして、1週間が終わったときにお金が残ったら、貯金にまわすことをお勧めしたいところですが、がんばった自分へのご褒美におやつかなにかを買ってもよいですよ。

ただし、ご褒美を買ったら予算をオーバーした、なんてことのないように。
あくまでも、予算の範囲内で楽しんでくださいね。

"お金"にまつわる【ワンコインセミナー】は、7/7(金)と7/8(土)。
"離婚"にまつわる【電話無料相談会】7/9(日)です。

よい機会ですので、ぜひご活用くださいね。


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