安田まゆみの元気が出るお金の相談所公式ブログ

離婚後、わが家はどうなるの?(夫名義のわが家は誰のもの?)

ca2e4a07f45bab8f0f1de5ed2efea4c1_s.jpg8月25日に出演予定の『ごごナマ』。
テーマは「離婚とお金」です。

そこで、今週、ブログ特別企画として、『ごごナマ』をより深い視点で見ていただくための予備知識をお話しています。

3日目の今日は、住宅についてです。

『ごごナマ』では、住宅の話まではできないかもしれませんが、財産分与という観点からは大事なことですから、ちょっとだけお話ししておきますね。


いま住んでいるお家が、持ち家の方からの質問で多いのが
「離婚後、わが家は誰のものになるのでしょうか?」というもの。

二人で頭金を出し合って、住宅ローンの返済をしてきた。
でも、所有者の名義は、夫だけ。

こんなケースだと、不安に感じる方も多いようです。


で、回答は・・・

  ご安心ください。


名義が誰であっても、住宅は夫婦二人で手に入れた財産。
購入資金の出所にあわせて財産分与の対象となります。

その際の財産分与の考え方は以下の通り。

結婚前から個別に取得していた財産や、親からの贈与や相続などで受け取った財産を頭金や住宅ローンの返済に充てた場合は、その分は夫、または妻の各自の財産です。
財産分与の対象にはならず、それぞれの財産として確保されます。

財産分与の対象になるのは、結婚後、夫婦共同で築いた財産で住宅購入に充てた分です。
住宅ローンの名義や、住宅の所有者の名義とは関係ありません。

夫婦のうち一方が働き、もう一方は収入がなかったとしても、それは夫婦間での役割分担ですので、夫婦共同で築いた財産とみなされます。

ですから、マンションの名義が100%夫になっていても、住宅ローンの返済はすべて夫がやっていたとしても、ご安心くださいね。

働いている夫が返済したローンは、妻の支えがあってこそ返済できた、ということで、「内助の功」もちゃんと認められるのです。

★離婚とお金の話は、こちらの記事もお読みくださいね


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熟年離婚の財産分与「退職金は半分もらえますか?」

0c54afed47cf81fdb1e95de9c6628c71_s.jpg8月25日に出演予定の『ごごナマ』。
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2日目の今日は、退職金についてです。


50代の方からの離婚のご相談で、よく聞くのが、
「夫の退職まで待って、離婚するつもり。退職金が2,000万円くらいらしいので、どうせなら、退職金も半分もらいたですから、あと数年、ガマンすることにしました」
というお話。

もちろん、夫の暮らしを支えてきたのですから、離婚となったら退職金も財産分与の対象となります。

なので、財産の半分を要求することができますが、ただし、財産分与の対象となるのは、婚姻期間に手に入れた財産だけ。
もちろん、妻の財産も対象です。

つまり、結婚前の預貯金は対象外。
お互いがそれぞれの両親から遺産や生前贈与などで受け取った財産も対象外です。


退職金の場合は...(ちょっとだけややこしいですよ)

例えば、20歳から60歳までの40年間働いた結果、2,000万円の退職金を受け取ったとしましょう。
結婚をしたのが、夫が35歳の時だとしたら、婚姻期間は25年ですから、2,000万円を年数で按分します。

 2,000万円÷40年間×25年分=1,250万円

1,250万円が、財産分与の対象で、妻が請求できるのはその半分の625万円となります。
つまり、「退職金の半分の1,000万円が受け取れる」と思っていたら、大間違いになるかも!

また、当たり前ですが、妻が婚姻期間中に得た財産も、二人の共同生活のもとで成した財産と判断されるものは、財産分与の対象になります。

ですから、共働きで、妻も退職金が出るようでしたら、同じような計算をした分が、財産分与の対象ですよ。

ひと昔前までは、「夫は働く人、妻は家を守る人」という役割分担が明確になっている家庭が多かったので、財産分与は夫から妻へ、という一方通行のケースが多かったのですが、共働きが多い今は、いろいろなケースがある、ということですね(^_-)-☆

『ごごナマ』では、こんな財産分与の話もする予定です。
お楽しみに~♪

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「離婚=慰謝料がもらえる!」わけではない

oosaka.jpg6月に出演予定だった『ごごナマ』。
「加計問題」の国会中継のため放送中止となったのですが、みなさん、覚えていらっしゃいますか?

放送の前日に、リハーサルのための大阪にまで行ったのに、リハーサル直前で中止が決まりました。
でもね、水面下では、直後からリベンジの調整が!

そして、やっと、今週の金曜日の8月25日に、放送が決まりましたっ!

今回は、中止や延期になりませんようにと、願いたいところですが、何か起きてしまえば、流れる可能性はゼロではありません(><)
ま、そこは、仕方ないところですね。

『ごごナマ』のテーマは「離婚とお金」です。
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初回の今日は慰謝料についてです。

離婚のご相談でよく出る質問が、
「私はどのくらい慰謝料をもらえますか?」

離婚をすると慰謝料が必ずもらえる、と思っている方が多いようです。
芸能人の不倫・離婚の話題がワイドショーなどで取り上げられるなか、離婚=慰謝料というイメージが強いのだと思います。

でもね、慰謝料って、離婚のときに必ず請求できて、誰でもが受け取れるものではありません。
慰謝料は、精神的苦痛などの被害に対して支払ってもらう損害賠償の一種で、調停や裁判を通じて、相手に請求できるものなのです。

ですから、いわゆる「性格の不一致」や、「老後に夫の介護なんかしたくないわ~」というような夫婦の関係性の経年劣化(笑)などが理由で、話し合いのもと離婚が成立するような場合は、慰謝料はないと思ったほうがよいです。

性格の不一致や経年劣化による離婚は、ある意味「お互いさま」ですからね(^^)

ワイドショーを賑わすような芸能人の不倫による離婚では、かなり高額な慰謝料が話題になるので、「私も同じようにもらえるのでは?」と期待してしまう気持ちもわからなくないですが、現実は......(^^;)

ちなみに、慰謝料の目安として、不貞行為があった場合で350万円、DVが原因の場合で170万円という調査もあります。ね、あまり期待しすぎちゃダメよ~ってことがお分かりいただけるかと(^_-)-☆

こればっかりは、ケースバイケースですから。

『ごごナマ』では、こんなこともお話しできると思います。
ぜひ、ご期待を!

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