安田まゆみの元気が出るお金の相談所公式ブログ

やってみたいこと3つ。3つ目は老人ホームで実現!

a0830_000393.jpg先日お会いした方。
おひとりで暮らしていらっしゃるA子さんです。

いまは飼っているワンちゃんとの暮らしを楽しんでいらっしゃいますが、いずれは自立した生活ができているうちに老人ホームに入りたいというお話になりました。

老人ホームに対してどんなご要望をお持ちなのか、今、どんな暮らしぶりをしているのか、などいろいろお話をお聞きしているなかで、
「私、3つ、やりたいなあと思っていたことがあるんです。
 1つ目は、オーロラを見ること。
 2つ目は、ゴールデンレトリバーと一緒に暮らすこと。
 ここまでは叶えたんですけどねぇ」と。

私、すかざず「3つ目は何ですか?」とお聞きしました。

そうしたら、
「田舎暮らしをしたいんです。風光明媚なところがいいですね」と。

A子さん、とてもお元気でオシャレ。
都会暮らしを楽しんでいらっしゃいます。

そんなA子さんが、田舎暮らしをするって、大変じゃないかと思っていたら、やはりご本人もそう思っていたらしく、考えたのが、「『風光明媚でのんびりと暮らせそうな老人ホーム』に入ることで、田舎暮らしを実現させること」だそうです。

グッドアイディアですね。一石二鳥。
そういう老人ホームをじっくりと探せばいいわけですね。

と言っても、老人ホームを探すって、とても大変なんですよね。
場所をおおよそ決めて、それが実現できるそうか調べてみても、素人が集めるのには限界があります。

老人ホームを紹介する説明書のどこを読めば、自分にとって、暮らしやすいのかさえも分からないので、このホームがいいわ、という決め手が得られないことが多いのです。

A子さんの場合は、地域も限定されていませんし、いろいろなところに見学に行くのも大変ですから、さらに決断が難しくなってしまいそうです。

このような場合、私一人の力ではお手上げなのですが、幸いなことに、老人ホームの紹介を仕事にしている友人がおりますので、丸投げ状態(笑)でご紹介&選定をお願いしちゃっています。

その方、すごくてね、こちらの要望を伝えると、その要望にあった特徴のある老人ホームを教えてくれるんです。それも、複数。

老人ホームの紹介や比較サイトのようなものはいっぱいありますが、丁寧にきめ細やかに教えてくれる専門家って、少ないんですよね。本当に助かっています。

もちろん、A子さんについても、候補をいくつか提案してもらうことにしました。

A子さんが老人ホームのお世話になるのはまだ少し先のことですが、元気なうちから探しておくのはおすすめです。
人気の高いところは順番待ちになりますから。
それに元気なら見学に行くのも楽ですし、納得できるところが見つかるまでじっくり探すこともできますしね。

早めに決めることができたら、東京の家に住みながら、老人ホームを別荘の代わりに利用することもできます。
早く、A子さんのご希望にあうところが見つかるといいなあと思っているところです。


最近、A子さんのように老人ホームについてのご相談が増えてきています。
あとは、少子化の影響もあってか、
「お墓を片付けたい」
「今あるお墓には入りたくない、散骨にしてほしい」
「生前にお葬式の準備をすませておきたい」
といったご希望のお持ちの方や、空き家の片づけ、遺品整理に関するご相談も増えています。

こうしたご相談は、私一人で解決することは難しいのですが、おかげさまで一緒に解決してくれる仲間がたくさんいます。

頼りになるネットワークをこの20年間で培ってきましたので、ご要望には、かなり応えられるようになってきました。
先ほど紹介したように、老人ホームを紹介してくれる人もいますし、遺品整理や葬儀、お墓などなど。

私の仕事は、相談に来た方のお話をお聞きして、お聞きした話の中から、ご本人が気づいていないようなリスクを見つけ出し、リスクがあることを伝えること。
そして、私や、私のネットワークをフル活用して、対策方法を提案することです。

「対策をする・しない」は、基本的にはご本人が決めることです。
私は、決定するための判断材料を、確実に提示してすることが、私の役目なのだと思うのです。

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教育費、老後資金...。知恵と工夫で乗り切りましょう。

a0726_000147.jpgお子さんがいれば、40代~50代前半は教育費の負担が大きい時期。
子供が独立してほっとひと息つけるのは、50代半ばかな。

一方で、50代半ばを過ぎると、お勤めの方は、役職定年などでお給料が下がりはじめる方もいらっしゃるかと。

なかなか厳しい話です。
こんな現実を突きつけるのもどうかと思うのですが、でも隠していても仕方ありません。

「収入が少なくなったときから、支出を抑えた暮らしをすればよい」と考えている方もいるかもしれませんが、それは考えが「あま~い!」

お金の使い方や暮らしぶりって、習慣として身についてしまっているので、年金暮らしになったその日から突然、一気に変えるのは、かなり難しいことなのです。


では、どうしたらよいのでしょうか?

まずは、支出を収入以内に抑えられるように予算立て(貯金も含めて)をして、お金をコントロールしてきましょう。

基本は、いつも言っていますが、
最初に毎月貯蓄する額を決めて、収入があったら、すぐにその分を貯蓄用の口座に振り替えます(自動で振り替えられるようにしておくと、便利ですよ)。

貯蓄の目標は、最低でも「半年分の生活費が賄えるくらい」に設定しましょう(何かあっても家族が困らないために、です)。

そして、貯蓄したあとに残ったお金が、その月の生活費です。
その月のすべての支出を、その金額内に収まるようにしていきます。
毎月の暮らしで、決して赤字を出さないことがポイントです。

言うのはカンタン。やってみると、なかなか大変。
このようにすると、貯蓄が増える分、生活費として使えるお金が今までより減りますから、生活が厳しくなるのは当たり前です。

なので、「まずは節約」と小手先のテクニックに走らず、ここはじっくり「人生を楽しむ」視点を持って、お金の使い方を考えましょう。


そもそも、お金は人生を楽しむために使うものです。

旅行が大好きなら、それを一切あきらめて節約しても楽しくありません。
限られた予算の中で最大限楽しめるような「知恵」を絞りましょう。

毎年行っていた海外旅行は3年に一度にするとか、毎年は行くけど予算は大幅に削るとか。
「旅行をする」という本質は変えずに、発想を変えて、それでも楽しめるように知恵を絞り、工夫をするのです。

これまでは外出するたびに外食をしていたとしたら、出かける回数は減らさず、外食だけを半分にするとか、 外食はできるだけ控えて、そのかわりに年1~2度だけ、自分の行きたかった話題のレストランで食事を楽しむことにするとか。

こんな工夫もできますよね。

実際、「うちは収入が少ないから、贅沢ができないんです」とおっしゃって、安いし楽だからとファミレスで毎週のように食事していた方に、年間にどれくらい使ったかを概算で集計してもらったところ、高級レストランで豪華な食事を年に4回もできる数字になって、ご本人がびっくりしていました。

ファミレスが悪いのではないのです。
疲れた時は、手抜きしたってよいのです。
ご家族で楽しく食事ができていたら、それでもいいのです。

問題は、「贅沢はできない」と言いながら、自分で年間いくら使っているかを自覚していないことなんです。
そのような状態では、家計の見直しのための工夫のしようがありませんものね。


要はメリハリです。

旅行にしても、食事にしても、楽しい時間を過ごすことを大切にしつつ、「ただなんとなく惰性でお金を使う」生活スタイルを変えていきましょう。
予算を意識して、その範囲で最大限楽しむことを早く身につけてくださいね。
メリハリをつけて人生楽しんで!

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「認知症にだけはなりたくない」と言っていたお義母さんが認知症に【まゆみの介護日記】

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今日はお義母さんの話です。

認知症のお姑さん(夫の祖母にあたる人)の介護で、かなり苦労した彼女は、昔から「私は認知症にだけはなりたくないの」と言っていました。

その義母が認知症を発症して8年。
私たち夫婦は、義母たちとは同居していなかったので、義母が発症した時期は正確にはわかりませんが、義母の様子がおかしいと気づいたときに、認知症だ!と思いました。

私の妹が終末期の病院の看護師であることあって、当時から認知症という病気に対して、ある程度の知識があったからで、すぐにピーンときたのです。

ただ、どう対応してよいのか、最初のころはよくわかっていませんでした。
言葉かけ一つも失敗しては学び、の繰り返し。失敗もあれば、うまくいくときもある。

手探りで、トライ&エラーの繰り返しでした。

私たちが義母の異変に気が付いたころは、義父の体調が悪く、検査や結果、治療などで病院へ行くときには義母か私たちが付き添っていました。
義母に任せたこともありました。

そんな中での発症でしたから、義母の中では、相当な混乱があったはずです。
鍵の紛失が続いたときには、義父が病のいら立ちもあって、義母を怒鳴っていました。

私たちは、義父に「義母の数々の失態は、脳の病気である」ということを告げていたのですが、「そんなことがあるはずない」と信じてはもらえませんでした。義父にとってはしっかり者の妻でしたから、ぼけること自体が納得がいかなかったのだと思います。

義母は、義父のいら立ちのはけ口にあい、心労が絶えなかったと思います。
ついに義母は、帯状疱疹を発症してしまいました。

義父の病状が悪くなるにつれ、私たち夫婦が義父への介護を中心に担うようになったので、義母はなんだかほっとしたようでした。義父が亡くなってから、義母の混乱は減りました。
義父の存在が、相当なプレッシャーになっていたのだと思います。

発症した当初は、義母が「自分が認知症になった」ということを知ったら、ショックだろうなあと思ったものです。ですが、義父の看病が生活のメインでしたので、混乱があっても、自分がぼけてしまったという認識は持っていなかったようで、助かりました。

それでも義父が亡くなった少し後から、物の紛失が目立つようになりましたが、「鍵を見つからなくなっちゃった」という連絡が入った時は、
私 「お義母さん、私も鍵、よくなくすんです~」
義母「あら、まゆみさんもそうなのね。呆けるには早いわよ(笑)。でも、本当に、私、呆けたくないのよ~」
私 「ほんとにそうですよね。私も呆けたくないですぅ~」
といった会話をよく繰り返していました。

実際、義母本人が「自分が認知症になったかも」と気が付かないように、あれこれとやってきました。
美術展やデパート巡りなど、いろいろなところに連れだしたりして、社会的な刺激を受けてもらうことで、認知症が進むのをおさえられるといいなぁと、試行錯誤の8年間でした。

そのせいか、義母は、認知症であることに悩むことはなかったと思います。
認知症であることの不安を口にしたこともないので、そう思いたいです。
本当のところはわからないのですけどね。


あれから、8年。今では、立派な認知症です。
さっきまであった鍵がなくなっても探そうとはしません。

「昨日からないの。デイにおいてあるのよ」と、アルツハイマー症特有の作り話が始まります。
作話りは、他人から見たら嘘ですが、本人にとっては、事実なのです。
なので、鍵がないことに悩まないのです。

先日、こちらのブログで「パジャマがどこかにいっちゃった」という話を書きましたが、物が無くなるのは日常茶飯事。
でも、本人は悩みません。頭の中に違う事実があるから。

先日は、夫がマグカップに牛乳を入れて、テーブルに置き、「母さん、牛乳、飲んでね」と言い、ちょっとの間席を立って戻ってきたら、マグカップごと忽然と姿を消していました。

あわてた夫。いろいろなところを探したそうです。
義母の部屋も探しました。テーブルの下にもありません。
こぼれたり、割れたりもしていませんでした。

結局見つかったのは、リビングのカーテンの後ろ側だったそうです。
カーテンの後ろなんて、何気なく置いたという感じではなく、わざわざ隠したとしか思えない場所です(+_+)

お義母さんのこんなおちゃめな行動は、「大切なものだから隠す。けれど、どこに隠したかを忘れてしまう」リスのようだなぁと思って眺めています。


「認知症にだけはなりたくない」と言っていたお義母さん。
認知症が始まった数年は、「歳はとっても呆けたくないわね」と言っていましたが、ある頃から、そういうことを言わなくなりました。

ある一定のラインを超えると、もうそういうことすら不安に思わなくなるのかもしれませんね。


介護をしているといろいろなことが起こります。
デイサービス、ショートステイと介護のプロの手をかりながら、自分たちもできるだけのことをしています。

お義母さんにはできるだけ長く、自宅で暮らしてもらいたいなあと思っています。


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